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オークス考察

5/22(日)発走 オークスの考察です。

 東京競馬場 芝2400mのレース。

 【レース考察】

コース傾向的には差しが超決まるので、中団につける位置から末脚を使える馬が有利。レースデータとしては上り1位の馬は13-7-3-11と、複勝率で実に67.6%。

ただあまりにも遠いと届かないので、後方一気という馬は微妙。

内枠はかなり不利が働くので、内枠に決まった馬はよく精査したうえで取捨てを行いたい。

(5/19追記 内枠ではなく外枠の間違いでした・・・大変申し訳ない!)

残念ながらジュエラーは骨折で出走回避とのこと。

過去30年でも桜花賞馬が出走しないというのは3回のみ(02年、05年、07年)で、そのときは何れも前走桜花賞に出走した2~4着馬が優勝しています。今回はそこに着目。

オークス勝ち馬の前走データ

2015年 ミッキークイーン →忘れな草1着

2014年 ヌーヴォレコルト →桜花賞(3着)

2013年 メイショウマンボ →桜花賞(10着)

2012年 ジェンティルドンナ桜花賞1着

2011年 エリンコート   →忘れな草1着

2010年 アバパネ     →桜花賞1着

(同着) サンテミリオン  →フローラS1着

2009年 ブエナビスタ   →桜花賞1着

2008年 トールポピー   →桜花賞(8着)

2007年 ローブデコルテ  →桜花賞(4着)

2006年 カワカミプリンセス桜花賞(4着)

2005年 シーザリオ    →桜花賞2着

2004年 ダイワエルシエーロ桜花賞(7着)

2003年 スティルインラブ →桜花賞1着

2002年 スマイルトゥモロー桜花賞(6着)

(☆は桜花賞優勝馬未出走)

以上のデータからわかるのは、桜花賞圧倒的に重要だということ。14年間で桜花賞からの直行が12勝、4着以下の馬券に絡んでない馬も6勝しており、軽視禁物。

忘れな草OPでの上位馬もそれなりに走っているのでその辺も踏まえながら・・・前走が桜花賞で且つそれなりに走れていた馬を中心に組み立てていきたい。

ちなみにフローラSからの優勝馬は殆どおらず、2010年のサンテミリオンが直近。それより前となるとなんと23年前。余程でなければ割り引いても良いかなといった感じ。

桜花賞

ジュエラー  1着

シンハライト 2着

アットザシーサイド 3着

アドマイヤリード  5着

レッドアヴァンセ  7着

デンコウアンジュ  10着

ウインファビラス  12着

忘れな草

ロッテンマイヤー 1着

ペプチドサプル  2着

 

 

各馬考察

 

シンハライト

桜花賞2着。恐らくレースのカギを握る馬。

かなりの充実っぷり。ムラも少なく安心できる安定感に加え、能力も十分。ディープ産駒なのも◎。

瞬発的なレース展開でも対応出来るでしょうし、ジュエラー不在の今回は不本意ながらチャンスが大きくなったでしょう。他の馬に逆転の余地があるかを熟考していきたいところ。

 

チェッキーノ

フローラS1着馬。キンカメ産駒

フローラでの勝ち方は見事であり、故にプレ予想のオッズでは人気がグッと伸びている印象。それでもあの時は回りの馬が止まったという観方をするのが正しいかなと。

 上記のデータでも述べましたが、フローラSは苦戦するローテ。キンカメ産駒は特別優秀な成績を収めているわけでもないし、それでいて人気するようなら正直買いづらい馬。

 

アットザシーサイド

桜花賞3着馬。

重賞制覇経験はないですが、ジュベナイルF5着・フィリーズレビュー2着・桜花賞3着と、大きく崩れることがない上、大きい舞台でも通用する力を持っているでしょう。この馬も差し馬なので脚質的には○。

鞍上の福永騎手もオークスの舞台には慣れているのでポカる可能性は低いし、上位に食い込む力は十分ありそう。

 

ロッテンマイヤー

忘れな草OP勝利馬。

忘れな草では無駄のない走りで勝ちましたし、オークスも適性は有りそう。ただキャリア3戦と浅めなのは良い意味でも悪い意味でも怖い。調教の様子や、当日のテンションなどを充分に加味して考えたい馬。

 

エンジェルフェイス

フラワーC勝利馬。

前走をみてても完成はまだ先かなと思わせる走りで、あの走りではGⅠではどうかなといった印象。逃げ馬というのも差し有利のこのレースでは結構苦しい。

 

 

以上人気馬候補の考察を行いましたが、ざばらと見た感じではこの馬が軸候補、穴候補かなといったところです。

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穴候補に関しては能力の良さはあるものの、惜しいレースが続いている印象。ここまで人気しないのであれば、買い目のひとつに入れておきたい馬候補でした。