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日本ダービー考察

5/29(日)発走 日本ダービーの考察です。

 東京芝左2400mのレース。

今年の3歳馬は優勝争いに参加できる馬が何頭もいる超ハイレベル世代!

この先競馬を語る上で非常に熱く、そして厚い語らいが出来るであろうレースになってくれると今から思ってしまうほど。そういう意味ではぶちあててぜひとも武勇伝にしておきたい。笑

 

 

【レース傾向】

 ご存知ではあると思いますが、ダービーは人気の出る馬が超優秀

1人気に限って言えばここ10年で(5-1-1-3)。

今年はダントツな1人気が居ないも同然なのでこのデータはあてになりずらいですが、例年であっても1~3人気は(9-2-2-17)と複勝率43%という数字から見ても支持される馬を信用したほうが良いでしょう。大穴の活躍は無いと踏み切って、ヒモ荒れを狙うにしても3着7~8番くらいの中穴までで行ったほうが回収率はよさそう。

枠順もかなり大事で、どの陣営も絶対に内枠が欲しいはず。枠決めから勝負が始まっているといっても過言ではないので、要注目したい。

上りが1位、2位の馬は過去10年で8勝しているので、脚質的に差せない馬はやはり厳しい。

血統はディープ産駒が◎。キンカメなんかも悪くはないものの、特筆するほどではないのでディープ産駒のみ少し加味して考えていきたい。

 

【各人気馬候補考察】

マカヒキ

過去出走したレース4度はすべて上り最速。キレ味で言えば随一。

弥生賞皐月賞もレース運びは完璧。この馬は大外からの後方一気というわかりやすい作戦も相まって大崩れはないでしょう。距離も問題なくこなせそうですし、位置取りが後ろになりすぎさえしなければ勝ち負けは絶対的。どの印をつけるかは別にして、消す選択肢は99%ないかな・・・。道中ペースが緩んでコーナー勝負になればこの馬が一番持ち味を出してきそう。

 

ディーマジェスティ

蛯名騎手のダービージョッキーへの夢もここにきて叶う千載一遇のチャンス。

共同通信杯では最後のコーナーでの反応が鈍く、蛯名騎手がかなり早めにムチを入れることでなんとか伸びて勝ったという印象でしたが、皐月賞では違う馬を見ているような圧巻の末脚。上りタイムはマカヒキに次ぐ2位でしたが、伸びてからの脚はこの馬が一番長く続いたでしょう。皐月賞は最右翼且つ、ゲートインの際焦ったのか係員が馬の尻尾をゲートに挟むという大失態があっても1着。共同通信杯からの2か月間で大きく成長したように見えました。そういう意味ではまだ底の底は見えていない馬だとは思います。

ハイペースをあれだけこなせたので能力の高さは折り紙付きですが、理想のレース運びがマカヒキ・サトノダイヤモンド・リオンディーズら他の強敵の方がはっきり存在する分、蓋を開けるまで未知数という懸念はありますね。

 

サトノダイヤモンド

弥生賞ではリオンディーズと接触する不利もあり、不本意な形となった印象。

その不利がなければどうだったかというのはたらればにはなりますが、恐らくマジェスティとマカヒキをかわすのは難しかったんじゃないかなと思います。

しかし血統も体の作りも見る限りダービーは好走必至。東京も2400mも行けるでしょうからリベンジのチャンスは十分。ただし、瞬発力勝負だと他の馬に比べて少し厳しい。

 

リオンディーズ

弥生賞であからさまに見えた折り合いという課題を、皐月賞で修正できなかったところを見ると相当に癖が強いですし、やはりその面が懸念されてか今回は少し人気を落としそう。抑えが利けば能力は皐月賞上位馬となんら遜色なし。やはりじっと堪えて最後のコーナーで後方一気をかけるような乗り方で行くのがベストでしょうか。弥生賞皐月賞も我慢が利かずに前半ハイペースなのでそれだけは避けたいところ。

 

スマートオーディン

この馬もダービーの好走に期待が持てそうな血統ですし、過去のレースを見てきても共同通信杯以降は安定して強いレースが出来ているのはいいですね。

それでもこのレースは超がつくほどのハイレベルな顔ぶれですし、GⅡを楽勝ムードで勝ってきたとしてもいきなり通用するとは少し考えづらい。

 

 

 以上の馬から人気馬で私の筆頭軸候補と穴で押さえておきたい馬候補を紹介しておきます。

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勿論本予想の段階でどうするかは改めて考えますが、とりあえずこの馬から入って期待が持てそうかなといったところ。

穴候補はこのレースに関しては難しい処ですが、ぶっこんでくるならこの馬なのかなと感じています。瞬発というよりかはジワジワ伸びてくるタイプですが、前走で2400を経験しているのは大きい。